いわゆる「ラット系」とか、「流行りの…」なんて声はもちろん想定内で自覚もあって。
それでも、自分にとってのネズミの原点はやっぱりヘドンの「メドウマウス」。
その形状からか、後にプラスチックとして僕らの手元に来たのは、とうてい旋盤だけでは削れそうに無い3D形状のネズミ型ウッドプラグ。
それを大昔に削っていたのはヘドンなりの「リアル」への追求からか?
そんな原点に敬意を持って、ベースの作成には「フリーハンド」で。
だから顔の表情にも個性が現れます。
今回は鼻のパーツも表情のアクセント。
当時の「ネズミ」が革製の尻尾でイミテーションしていたのに対し、現代ならば現代のギミックを!
これがオウルジーンズの考えた素直で「流行りの…」とも呼ばれる由縁。
フルウッドの数珠型連結のギミックテール…
昔ながらの、僕らにとっての「ネズミ」の原点に、現代のギミックを搭載する。
ハンドメイドのもつ温もりと、実釣用の仕掛けを併せ持つこと。
これがオウルジーンズの「ネズミ」です…
ウエイトは約35g前後。ボディのみで約10cm。肝心のアクションは、ボディ中央を支点に巻きのアクションで大きめの円状のウォブンロール。
ホーンテッドと同じ役割に見えるウッドテールはヌルヌルと追尾してくるのではなく、ボディに合わせてクイックに…
スローの引き波ではヌルヌルと追尾、テールが効きます…
ターンにモジモジと、ブランク形状を活かしたライブリーアクションは恐れ多くも「メドウマウス」譲り…
春の3キロを捕獲した、テストサンプル時よりももちろん良くなりました!