owlgns7735

7735

直立型の着底姿勢が特徴的な、障害物回避性能の極めて高いボトム攻略プラグ。
owlgns7735(以下7735)は、デザインソースに、ヘドン社のオールドプラグ「カズンⅡ」をオマージュ。
古きデザインを継承しつつ、現代のタックルで扱えるボトム攻略プラグとして、ウッド素材にてハンドメイドしました。

●ただ引きでは、ピッチの細かいバイブレーションアクション。
ピッチが細かく、フックポイントを振りすぎ無いのも回避性能に一役。
泳ぐ姿勢も立ち気味バイブレーション姿勢で、巻きto回収中も回避率が下がりません。

●独自のウエイトホールへは、ビス一本でウエイトのカスタマイズが可能。
ウエイト位置、重さなどをフックサイズと合わせてカスタマイズすることで、フィールドに合わせた沈下速度、着底姿勢を好みに調整することができます。

●ボトムでのずる引き、ボトムバンプなどで傷ついたワイヤーチンガードは、交換やリペアが可能。当たり前のこのディテールも、オールドプラグには無い強み。

●アクション中は、しっかりとウエイトホールからラトル音でアピール。

▲独特な形状は、キャスタビリティがやや弱め。現実的なサイジングで1オンスをやや下回るウエイトは、幅広いフィールドでの対応力が魅力だが、その分飛距離と、キャストの正確さを犠牲にしました。

初披露となったフィッシングショーでは、バス釣りアングラーのみならず、なんとソルトアングラーからも「魚を釣る」という観点で支持された7735の「着底姿勢」と「ディテール」に、「アクション」。
オールドプラグが元ネタでありながら、なさそうでありそうで、無さそうな…といった、斬新なディテールとギミックを搭載した、オウルジーンズの木製ボトムプラグです。
しっかりと障害物は回避しながら、ずる引き、ボトムバンプ、ただ引きにと、多彩な演出をこなすハンドメイドプラグです。

ウエイトは、タングステンボール。この動き、まるで海老です。

2020-02-23

ベタホーーン

ベタホーーン

まるで生き物みたいに泳ぎます。(※感じ方には個人差があります)

オウル史上、「釣れる奴」と「釣れる奴」の良いとこ取りルアー【ベタホーーン】は、ベタベースのシリーズに位置付けされる新作。

今回は木製のメリットを最大限に活かしながら、発泡ルアー「サニーベタVer1.5」のアクション、巻き心地、レンジ幅、スピード遊泳バランスを「余裕」で凌駕していきます。

ブランクから尻尾の先まで木製マテリアル。

新しいウエイトバランスで設計しつつ、デメリットである天然素材特有のバラつきには、ルアーの完成後に調整ができるオリジナルの新システムを搭載しました。←これがヤバい。

ホーンテッドでは出来なかったスピードとアクションを可能にし、サニーベタの弱点を克服した、

「今までの奴の出番が無くなるかもしれない」  タイプの新作プラグです。

令和元年よりスタートして干支シリーズ。第二弾の「子」をラインナップした、「より一体化して見える」「マット明暗」「七色アンバー」の全4色。

 

2019-12-27

タテタテヨコヨコ

タテタテヨコヨコ1 タテタテヨコヨコ2

変だけど、よく釣れるルアーを作りました。その名もタテタテヨコヨコです。

タテタテヨコヨコは、ハング下や立木など、ここぞの場所で「ちょんちょん」させるためだけに特化したルアーです。

一見すると、垂直浮きの「ペンシルポッパー」型ですが、スピーディなパニックアクションはできません。

チョン!と煽ると飛沫とチャグ音を出しながら、その場でヨコ向きにお辞儀をしてダイブ。一瞬水中で間を持たせてから、ヒラをうちながら垂直に浮上。

その惰性で、その場で「浮き」の様にボヨヨンと波紋を出しながらタテ揺れ…垂直姿勢を復元しようとする力とラインの張力のバランスでその場で揺れ続け、おさまるまでは自発的にポヨポヨと動きます。

貫通式のウエイトシステムは、一拍遅れ気味に、操り手にも聞こえるラトル音が「コトリ」としっかり鳴る。

今まで飛沫とターンで粘っていたような場所に、自発的に「波紋とラトル音を出しながら揺れる」という新しい「粘り方」は、あくまでスローな縦型のタコ粘り。

揺れが止まる前にもうひとアクションを入れて、いつまでも揺らすか…長めのポーズで一回一回きっちりみせるか…と、縦軸ネチネチに特化したルアーなのです。

着水後も「垂直姿勢への復元動作」に入るため、自発アクションを起こしますので「要オチパク注意」。

テスト中は、幾度となくオチパクバイトや着水一呼吸後バイトにルアーが走りました。

おまけに強流インレットでのナマズサイトでは、水に刺さりに行く様な垂直型が白波の中、ナマズのスイッチを入れました。

静止状態では水面下約10cm付近にフックポイントを配置するため、水面に出きらない魚も捕獲します。

貫通型のウエイトホールは後方重心。キャスタビリティアップ、飛距離と正確性を両立。

「特殊な用途特化型」だけに、操作には多少のコツとクセも持ち合わせていますが

縦軸フワフワの、理にかなった粘りのローテーションに是非タテタテヨコヨコをストックしてください。

水中ダイブから浮上への一瞬の間に起こる、平打ちでのフラッシング効果を狙った「ホロギラギラ」と「明暗」カラー。

ラトル音の響きに特化した、下地剤を使わないナチュラル地、無塗装系2色の潔い4色展開も特徴です。

くれぐれも「ペンシル」「ポッパー」といった、見た目の形で判断しないでください。タテタテヨコヨは、貫通型ギミックと愛嬌のある顔に「クセ」のアクション。

それでいて面白い操作性を持つ「釣れる」実力者です。効果音「多め」のアクション説明でデビューです。

2019-09-22

ソレクッテルヤツヲクーヤツネライ

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例えば水面で、小さな虫を捕食している様な状況下、「その魚」を釣るのではなく、「その魚」を喰いに来る、さらに大きな奴を狙うイメージ。言うならば「マッチザベイトの向こう側」。だから15cmクラスのサイジングにフラットボディ、「水面で捕食する魚」をイメージしたベースアクションを落とし込みました。

一番の特徴はくり抜かれたボディの穴に大きめのタングステンボール。それをワイヤーパーツだけでふさいだ、剥き出しのラトルルーム&重心移動システム。

前後左右に移動する重心ボールが飛距離とアクション、振動、波動を奏で

「剥き出し」ならではの強音がウッドルアーのラトルサウンドの常識を変えます。

着水後、左右どちらかに傾いて浮き、ヒラを打ちながらの形状に似つかわしくない大きなスライドアクションの「スラップベイト」。

ペンシルの様に動かすのもポッパーの様な演出も効果的だが、プラスチックルアーに負けず劣らずのラトルサウンドのハイアピールは「ルアーアクション」そのものを自由にしてくれます。

規則的に動かさずとも特徴的な剥き出しのラトル音は、ワンノックを鳴らすだけのトゥイッチやシェイクだけでも十分に釣果を期待できるのです。

例えばローライトや日没絡みでルアーが見えにくくなっても、音を頼りにゲームを成立させることが可能。また、くりぬいたボディによって発生するバブルとサウンドも、ヒラ打ちスライドに合わせて強アピールを繰り返します。

ウエイトボールの重さや数量の変更が簡単にカスタマイズできるのもこのシステムの強み。

テスト中には、音を頼りにロッドを跳ね上げるだけの雑なトゥイッチにも、繊細なコトコトとしたアクションにもオープンウォーターに50UPが立て続けに連発するという実績をすでに見せつけてくれました。

もはや「ロッドワークなどの、規則的に動かす必要すらない」とまで思わす自由度の高いアクションと独特のシステム、使いどころの多さとベースアクションのポテンシャル。オウルジーンズオリジナル新システム搭載の自信作です。そして、こちらも前例の無い「変な名前」で、作り手が全力でお勧めする釣り道具です。一軍にどうぞ。

2019-06-16

MFJ+

MFJ+

大型ノイジーカップを搭載していながら、「S字系ビッグベイト」の特性を持つ、従来のカップ式ルアー、S字系ビッグベイトには無い新しいコンセプトの大型プラグ。

「スローに巻く」ほど、より大きな振り幅で弧を描くデッドスローS字は、リトリーブスピードで多彩な演出が可能。

ここぞのポイントではより長くとどまり、テールで水をはたく様なテーブルターンによるピンスポット攻略も可能。

ボディを水上からも視認でき、シャロー(浅場)や大場所での遠投アプローチも得意な「トップウォーター」ビッグベイト。

従来のリップレスS字プラグとも、リップ付きのそれとも違うスピードと演出は、活躍フィールドを広げます。

 

2019-04-24

羽ペン

羽ペン

大型のクローラーベイトといった、ビッグプラグをさばく様なロッドに、11cmパワーハンドルを搭載したような一巻き80cmを越えるハイギアのリール。
そこに巻いた20ポンドオーバーのモノフィラナイロンラインを直結でルアーアイに結ぶ…
ハンドメイドのペンシルベイトを操るには「普通ではない」タックルでも「普通」に動く「普通のペンシルベイト」ができました。

角度でシルエットが変わらない、「オーソドックス」な二次元形状のウッドペンシルブランクには 全て手書きによるペイントを施し、今回は3種類のフクロウの顔を書き入れ、唯一無二の「個性」あるプラグに仕上げました。

潜在的なポテンシャルはあえて売りにしません。かたくなにナースログだけでアクションを出した、いかついタックルでも動かすことのできる普通のペンシルプラグ。

「羽ペン」は、オウルジーンズにとって、初のペンシルベイトです。

2019-02-25

TomTomCymbal28

28メイン

「タムタムシンバル」からのサイズダウンとして「小さくなった」だけではない「よりスローに引く」シチュエーションをカバーする、喰わせサイズの「タムタムシンバル28」です。

オリジナルサイズ同様のアンバランスな大型ブレードが重心となり、ロッドアクションでは極めて少ない移動距離でタップ音&金属音のネチネチとした演出も得意。

「28」とはΦ28㎜の意。これはオウルフィッシュやホーンテッドとほぼ同サイズのΦ28㎜径シリーズであり、本作の特徴である「心地よい音の出る、スロー気味のリーリングスピード」はタムタムシンバルシリーズのみならずオウルフィッシュやホーンテッドとのローテーションにも最適のバリエーションプラグとして楽しんでいただけます。

2018年最後のお披露目で、2019年最初の発送となるレギュラーアイテム。

平成も終わり、新年号となるこのタイミングで干支カラーシリーズをスタートしました。スタートはイノシシ。背中には2019年号と「亥」を手描きで施しました。

作り手にとってもユーザーにとっても新たな楽しみの一つとなることを願っての新企画です。

2018-12-23

BorBorygmus

ボーボリグマス

極力短い移動距離で、より大きな音と泡で誘う。
ウィードの中に潜む個体、深場や広範囲からバスを誘うには こいつが効果的。

「BorBorygmus」

水面を割って出て来るバイトのイメージよりは、深場や広い範囲から引き寄せ、次のアクションで水中に入り込んだ瞬間に引ったくられていくイメージ。
その、自らバスの鼻先まで「喰われに行く」ってのもこのタイプの武器。小難しい「使い方」よりも、「より強く大きな音を、より短い移動距離」で演出できるのもまた強みなのです。

スリーフッカーのセッティングでありながら、オウルジーンズにしては珍しい「Wフック」装着なのは、ストラクチャー回りでもじっくりと誘う為…
ブランク下方(腹側)に重心バランスを配することでテールフックを外してもアクションや浮力への影響はほぼ出ない様にセッティングしました。
複雑なストラクチャー回りをタイトに誘う場合、テールフックをはずすことでその効果は発揮されます。

使いやすさのフィーリングをセッティングテーマとし、強い竿でも飛び出さず、無理の無い操作で大きな音を鳴らすことができます。
キックバックと浮き上がりの早さで移動距離を抑えた、ダイビングタイプのチャガープラグ。ポッパーのトゥイッチにも負けないサウンドと、スウィッシャーのショートジャークに通ずるバブル引き。これ一台で。
例えば、シャローランナー的な本質を持つ「ダーター」としてのカテゴリーではなく、口の形状にはポッパーに通ずるくぼませた「薄いクチビル」の箇所を設け、音と泡とダイビングに一役かう独特の顔を…そして、すべてのフックをフェザー仕様にしてもアクションが成立するのも、このカテゴリーにポッパーやチャガープラグの要素を色濃く落としこんだ、目に見えるディテールなのです。

シリーズやモディファイではないオウルジーンズごりごりの新作は、10.5cm 約1オンスクラスの「釣り場で必ず出番がやってくる」タイプの、呼ぶプラグ。
大口を開けた腹ペコサウンド「ボーボリグマス」

2018-11-15