先ずは冬から春先へ。
シャローランナー譲りのウォブンロールアクションに通常のリトリーブでは約1m付近まで急潜航。「ディープレンジ仕様」というわけではなく、コンセプトは「シャローレンジの超スローミノーイング」。
従来のシャローランナーで攻めていたレンジを、通常リトリーブの特性を活かし、今までの「半分以下のスローリトリーブで漂わす」のが狙い。切り立った護岸でのおかっぱりや、ボートなどの浮き物での釣りも、足元まできっちりと泳がしきれるのもこの「ポテンシャルの半分以下」でのメリット。
浮力の強いブランクは使い手の好みに合わせたカスタムベースにも幅広く対応します。
もちろん春先のみならず、ウィード面を出来るだけスローに漂わすミノーイングも効果てきめんです。
オウルジーンズ初のロングビルタイプは「超スローミノーイング」をコンセプトとした140mmミノー。「slowrunner」です。
オウルの冬のボトムゲームに、ニューバリエーション。
フロートバイブをベースに「浮く」バイブから作ったから面白い、ボトム直立型のハンドメイドシンキングバイブレーション「ソコバイブ」。
その特性は「ボトム直立からのバンピング」ではなく、スローにも、短い移動距離にも、小さなテンションのジャークにも対応する、「ボトムに張り付いたまま」レスポンスよく「軽快にボトムを這うアクション」。
その小気味の良い感触は癖になるバイブレーションで、フロートバイブベースながらに、浮力抵抗が無くなった分 巻き抵抗も軽快に仕上がりました。
直立姿勢のアクションは、もちろん障害物回避力も高く、Wフックを標準装備。フックを外すと浮き上がるバランスで、サルベージではボトムがとりにくい場面、ソコベタではポイントが絞れないシチュエーションで活躍します。
素材は発泡素材からウレタン樹脂に変更し、ラトルイン。素材、製法ともに専用設計のニューバリエーション。
ボトム用バイブレーション「ソコバイブ」です。
同名新作としては実に4年ぶりの製作。
パーツ比重とセッティングの見直しにより、従来よりも軽やかにハイピッチアクションを実現したモデル。
リメイクのMODではなくこのモデルによって、従来の「重み」を感じるモデルの必要性も理解できる物としての新作ウルラ。
ブランドの代名詞との呼び声も高い大型クローラーベイトです。
カテゴリーは、「ボトム用ペンシル」。要は、ボトムに特化したシンキングペンシル。
ボトムのずる引きのみならず、底でドックウォークなんてこともできます。
メインの使用ターゲットは冬のバス。
リップによる障害物回避プラグよりも、さらに波動を小さく、警戒心をなるべく与えずに越冬バスの鼻先を通すのが目的。
最大の特徴は、ボディ内部にスプリングで吊るした、タングステンウェイト。
コツコツと、甲殻類を意識したラトル音と、バネによる振動を「自発的」に発生させることが狙いです。
波動の少ないスティック形状のデッドスローのズル引きに、わずかな起伏や傾きの変化をきっかけにラトル音と振動で、その存在をアピールします。
ルアー腹部の保護と、着底姿勢の傾きの為に本来ならフックを装着するための二点のサーフェスリグを突起として配置。
また、着水からのフォール中も、細かなロールが木の葉の様にラトル音を鳴らしながらその存在をアピールします。
波動アピールの強めなソコベタや、従来のサルベージとの使い分けを明確にした「オウルジーンズのボトムゲーム」ニューアイテムとなります。
微波動プラグのずる引きに、ラトル&スプリング振動効果。一つでも多くのシチュエーションに対応出来るよう、タックルボックスに控えていただけたらと思います。
ラバーやスカートで演出する「それ」とも違う、「カエル型」のシルエットを意識したY型ジョイントのトップウォータービッグプラグ。
存在感の強い「浮きシルエット」に、特徴的な「着水音」。ロッドワークでの移動距離の少なさもY型ジョイントならでは。
魚型の大型ジョイントプラグとも違う演出やアプローチは、見た目以上に「ぬるっとした」艶めかしいターンが持ち味。オールドヴィンテージのディテールを、現代の「ビッグプラグ」としてアレンジしました。
ウエイト約70g前後 全長約16cm(平置きで鼻先から足先まで)
オウルベイトログのサイジング、ブランクデザインをベースに、より比重の高いウッド素材を使うことで「ホーンテッド」特有の水絡みとアクションをメガサイズで実現しました。
オリジナルサイズとの使い分けはもちろん。
2オンスクラスの着水は より大きな存在感と、サイズアップによるアピール力。
ヘビータックルにも最適のキャスタビリティが持ち味です。
ウッド製ビーズテールを搭載した多連結ビッグプラグとして
メガホーンテッド、略して「メガホン」です。
レギュラー全4色にてデビューです。
「DeadSlow」
全長20cm 約69gの大型トップウォータープラグは、その名の通り「デッドスロー演出」をコンセプトにしたプロップベイト型。
ウルラやジョインテッドウルラといった、強い「巻き」のクローラーベイトに対し、まったく逆のアプローチを目的に製作しました。
着水と存在感は「大きく」、その明確なシルエットがターゲットのテリトリーに対して、より「長く」滞在する演出は、そのボリュームを感じさせない実釣能力を持ち合わせます。
Wスウィッシャーにカテゴライズされるその見た目は引き波やジャーク、サウンドで誘うのではなく、使い方のイメージはさながら「クローラーベイトのデッドスロー演出」。
アルミ性の大型プロップを羽根にみたて、立ち上がりと、回りすぎることなく水面を叩き続けることを狙いにしています。
ボディの大半を沈め、背中のみを出して浮く喫水は極力移動距離を押さえ、前後のプロップの回転を都度数えられる程度のスロー演出と、見て取れるフラッシング効果、移動距離と相反する細かい波紋をリーリングとラインテンションのみで誘います。
時に強い操作では、飛沫と音を伴いながらもぴたりと止まります。
動かない大型シルエットに波紋とスクウィーク音。1回転ずつのシェイク。状況に応じて、そこに強弱を織り混ぜて誘い出して欲しい。
短距離を、なるべく長い時間をかけて大きく誘うことを詰め込んだ、大型トップウォータープラグ。それがオウルジーンズの「デッドスロウ」です。
これは効きますよ。
オウルジーンズ
リップレスジョイントベイト「ミミズク」の登場です。
オウルジーンズらしいその見た目と、ギャップを感じる「実践的」なリップレスジョイントのアクションの仕上がりは、タックル内のレパートリーを広げるとともに、ハンドメイドバスプラグの面白さを広げてくれるライブリーなナチュラルスライドアクション。
使い勝手の良い150mmサイズにして、丸型ブランクから削り出したファットでボリューミーなブランクは、より幅広いフィールドを想定したデザイン。
基本操作はリーリング。生命感のあるナチュラルなふらふらとしたS字軌道のスライド幅は、リトリーブの強弱で演出を広げます。ストップ時の惰性スライドでは、金属製テールがターンをするかの「もう一伸び」と、アクション最中のフラッシングにも一役かいます。
オウル好みの速めの沈下速度設定も、浮き上がりの早さと そのレンジキープ力で、50cmに満たないレンジをも「スローリトリーブ」が可能です。
シンキングからの巻き上げでは素直に水面に向かい、シャローエリアでの使用も想定しつつ、ポーズ&リトリーブによる任意のレンジコントロールと、食わせの間を演出する面白さ。
パーツディテールやギミックはハンドメイドのそのままに、「リップレスジョイントベイト」という現代のタックルにチャレンジする、オウルジーンズならではのコンセプト。
丸形から削りだした特有の、フロントから見た特徴的な顔つきから、このプラグを「ミミズク」と名付けました。
今期三作目となる「ミミズク」は、餌となるベイトフィッシュとしてのみならず、テリトリー意識を持つターゲットの特性に対する幅広い演出を目的に。
使い手による、それぞれの「魚」としての演出を楽しめるルアーカテゴリーとして、その楽しさを目指して製作しました。
※テールは薄い金属を使用しており、微調整も可能ですが、ぶつけや繰り返すキャストによる変形にてアクションに影響を及ぼす場合もございます。チェックや調整をしながらのご使用をお願いします。交換用パーツもございます。(別売)
ボトムのずる引きにも対応の、スローシンキング設計のベタ「ソコベタ」。
ウエイトバランスに、比重設定。フックバランスとパーツサイズの変更と、従来のシリーズ同様の見た目とサイズながらに全く新しいベタを製作しました。
最大の特徴は、大型リップを支点にボトムでステイ。特有のシリコンラバーが大きくフレアリング。わずかな波動で揺らめきます。
ロングシャンクでありながら、リップ系の中に収まるフックサイズは、ボトムの枯れ葉を拾うことなく高い障害物を回避する効果。
厳寒期のボトム、ラバーのみがゆらめく超スローなずる引きや、一点シェイクに特化した性能です。
スローフロートで「巻けば潜る」設計にしなかったのは、巻き重りや回収時のノッキングを避けるため。
「巻けば泳ぐ」設計にしたことで、任意のレンジで潜航をやめ、従来のベタ特有のヌルヌルとしたアクションで層を泳ぎます。
大きなロールで水を逃がすことで、このタイプにありがちな巻き重りも軽減。
水面でのステイこそできないものの、表層からボトムまで、幅広いレンジを巻けることでシーズンを通して活躍の幅を広げました。
ボトム攻略にて傷ついたリップパーツは、もちろん交換可能なオリジナルパーツ。
いままでのシリーズとも使い分けの明確にできる「できる奴」に仕上がりました。
例えばピンスポット攻略など、大切なのは「着水」という最初のアプローチから、次のアクションまでの「間」。
「浮く」という性質が、その間の演出を可能にします。
例えば複雑なボトム形状のあるシャローエリアや、ターゲットの潜む水面下のウィード面。
クリークなどの浅い小場所など、シンキングでは分の悪い状況を、よりスローにアプローチでき、バイブレーションならではの飛距離と、その形状からなる体高面積のあるフラッシングと波動効果…
ロッドポジションとリーリングスピードで、より表層への浅いレンジコントロール。
「浮く」バイブレーションのアドバンテージです。
なかなか一線のカテゴリーではないものの、こと使いどころやその効果においてはすでに周知の事実・・・
2017年の一作目としてオウルジーンズにとっての、状況やフィールドに対応する道具の一つとして…
あくまでもルアーらしいルアーを目指し、シルバーロゴで製作しました。
全長約10.5cm ウエイト約37グラム。
小さくなく、大きすぎないサイジングも対応フィールドの幅を広げます。
オウルジーンズ 新作「フロートバイブ」デビューです。