ハトポッパー

ハトポッパー

「ポッパー」としては、大型の部類に入るでしょうか?

飲み込める一口と言うサイズよりは少しボリュームのある、頬張るといったイメージのサイズ。ベースブランクからは、すべて一本一本を手で成形した木製ポッパーです。

 

今年は、シンプルで飽きの来ない「一口サイズ」のポッパーを常にタックルに常備しておきたい。そんなところから製作を開始したルアーなのです…

 

狙うターゲットやフィールドに合わせると、例えば20ポンドオーバーのナイロンラインや、普段のプラグサイズに合わせた「強め」のマグネットブレーキシステムのリール。それらを組み合わせ、潜り込んだウィードからターゲットを引き抜くための剛竿といった具合に…

例えばそんなバランスの強いタックルでもストレスなく扱える「一口サイズ」となると、出来上がってくるのは「飲み込める一口」ではなく「一口で頬張る」ボリューム。

 

名作とされるポッパーの多くに小振りの物が多いイメージの中、個人的に大型ポッパーと聞くと、どうしてもそのアクションや使いどころのイメージも決まってしまいます。

 

目的は「タックルに常備」。

すなわち使いどころの広さも重要で、アクション出しには「ペンシル的な操作感」を大切に、強いタックルでの操作にも飛び出さない様、テール重心+カップの後ろにもウエイトを配置しました。

 

ボリュームを感じるポッパーでありながら、置きにいく様なキャストに、移動距離を極端に抑えた首振りとチャグ音でネチネチとしたスロー

展開や、ピョコピョコと連続したアクションでスピーディーに探っていくなど、幅広いタックルバランスに対応できる「こだわり」の「普通」のポッパーが出来たと思います。

 

目で見える、斬新なディテールを必要としない物を目指すと、どうしても個性の無いありがちな顔になるのもポッパーの憎いところ。

そんなインパクトはネーミングに…

 

オウルジーンズ「ハトポッパー」です。

 

どうぞ宜しくお願い致します。

2018-03-20

Weedless #2960 “Castanets”

カスタネット画像

入れにくいところにぶち込める だからでかい奴が喰ってくる

1.襟巻の効果はポッパー的スプラッシュや移動距離の抑制のみならず、最大の特徴としてフロントフックの付け根とフロントリグを襟巻の中に隠すこと。これがハードプラグにして高いウィードレス効果を実現する、アメリカンプラグの先人の知恵。#2960に搭載の襟巻は、その効果をより高めるために、繰り返すキャストとアクション。ぶち込みやかわしのストラクチャーコンタクトに負けない1mm厚のステンレス材を採用。このヘビーウェイトのパーツを搭載できるのも大型の高浮力ブランクの賜物です。

2. 約2オンスクラスの大型ブランクが“ぶち込めるビッグプラグ”という所以。ウィードポケットへの着水時からアピールにつながる存在感と、ハング奥へぶち込むための“浮き上がらない”自重によるキャスタビリティ。より狭いハングの隙間では、葉や枯れ枝を突き破ってまでの侵入に、このウェイトが不可欠なのです。

3.ウルラシリーズにもお馴染みの斜めカットのカスタネットジョイントは、その形状からジョイント部の隙間にもひっかかりが無く、すり抜け効果を落としません。また、横の動きではサウンドは小さく、ブランクの縦の動きにサウンドを発するのも特徴。抜けにつよく、琵琶湖でのウィードポケットでも60オーバーなどの高い実績を積み上げた前作の特徴はそのままに、ジョイント効果による移動距離の抑制とアピール、軽快なターンを武器に新作「カスタネット」のデビューです!!

2018-01-27

slowrunner

スローランナー

先ずは冬から春先へ。

シャローランナー譲りのウォブンロールアクションに通常のリトリーブでは約1m付近まで急潜航。「ディープレンジ仕様」というわけではなく、コンセプトは「シャローレンジの超スローミノーイング」。

従来のシャローランナーで攻めていたレンジを、通常リトリーブの特性を活かし、今までの「半分以下のスローリトリーブで漂わす」のが狙い。切り立った護岸でのおかっぱりや、ボートなどの浮き物での釣りも、足元まできっちりと泳がしきれるのもこの「ポテンシャルの半分以下」でのメリット。

浮力の強いブランクは使い手の好みに合わせたカスタムベースにも幅広く対応します。

もちろん春先のみならず、ウィード面を出来るだけスローに漂わすミノーイングも効果てきめんです。

オウルジーンズ初のロングビルタイプは「超スローミノーイング」をコンセプトとした140mmミノー。「slowrunner」です。

2017-12-22

SokoVib

ソコバイブ

オウルの冬のボトムゲームに、ニューバリエーション。

フロートバイブをベースに「浮く」バイブから作ったから面白い、ボトム直立型のハンドメイドシンキングバイブレーション「ソコバイブ」。

その特性は「ボトム直立からのバンピング」ではなく、スローにも、短い移動距離にも、小さなテンションのジャークにも対応する、「ボトムに張り付いたまま」レスポンスよく「軽快にボトムを這うアクション」。

その小気味の良い感触は癖になるバイブレーションで、フロートバイブベースながらに、浮力抵抗が無くなった分 巻き抵抗も軽快に仕上がりました。

直立姿勢のアクションは、もちろん障害物回避力も高く、Wフックを標準装備。フックを外すと浮き上がるバランスで、サルベージではボトムがとりにくい場面、ソコベタではポイントが絞れないシチュエーションで活躍します。

素材は発泡素材からウレタン樹脂に変更し、ラトルイン。素材、製法ともに専用設計のニューバリエーション。

ボトム用バイブレーション「ソコバイブ」です。

2017-12-22

JOINTED ULULA 2017

ウルラ

同名新作としては実に4年ぶりの製作。

パーツ比重とセッティングの見直しにより、従来よりも軽やかにハイピッチアクションを実現したモデル。

リメイクのMODではなくこのモデルによって、従来の「重み」を感じるモデルの必要性も理解できる物としての新作ウルラ。

ブランドの代名詞との呼び声も高い大型クローラーベイトです。

2017-12-01

NewSalvage

全国Color

カテゴリーは、「ボトム用ペンシル」。要は、ボトムに特化したシンキングペンシル。
ボトムのずる引きのみならず、底でドックウォークなんてこともできます。
メインの使用ターゲットは冬のバス。
リップによる障害物回避プラグよりも、さらに波動を小さく、警戒心をなるべく与えずに越冬バスの鼻先を通すのが目的。
最大の特徴は、ボディ内部にスプリングで吊るした、タングステンウェイト。
コツコツと、甲殻類を意識したラトル音と、バネによる振動を「自発的」に発生させることが狙いです。
波動の少ないスティック形状のデッドスローのズル引きに、わずかな起伏や傾きの変化をきっかけにラトル音と振動で、その存在をアピールします。
ルアー腹部の保護と、着底姿勢の傾きの為に本来ならフックを装着するための二点のサーフェスリグを突起として配置。
また、着水からのフォール中も、細かなロールが木の葉の様にラトル音を鳴らしながらその存在をアピールします。
波動アピールの強めなソコベタや、従来のサルベージとの使い分けを明確にした「オウルジーンズのボトムゲーム」ニューアイテムとなります。
微波動プラグのずる引きに、ラトル&スプリング振動効果。一つでも多くのシチュエーションに対応出来るよう、タックルボックスに控えていただけたらと思います。
2017-10-23

ツリカエル

ツリカエル

ラバーやスカートで演出する「それ」とも違う、「カエル型」のシルエットを意識したY型ジョイントのトップウォータービッグプラグ。

存在感の強い「浮きシルエット」に、特徴的な「着水音」。ロッドワークでの移動距離の少なさもY型ジョイントならでは。

魚型の大型ジョイントプラグとも違う演出やアプローチは、見た目以上に「ぬるっとした」艶めかしいターンが持ち味。オールドヴィンテージのディテールを、現代の「ビッグプラグ」としてアレンジしました。

ウエイト約70g前後 全長約16cm(平置きで鼻先から足先まで)

2017-08-16

Mega Haunted

メガホン

オウルベイトログのサイジング、ブランクデザインをベースに、より比重の高いウッド素材を使うことで「ホーンテッド」特有の水絡みとアクションをメガサイズで実現しました。

 オリジナルサイズとの使い分けはもちろん。

2オンスクラスの着水は より大きな存在感と、サイズアップによるアピール力。

ヘビータックルにも最適のキャスタビリティが持ち味です。

 ウッド製ビーズテールを搭載した多連結ビッグプラグとして

メガホーンテッド、略して「メガホン」です。

 レギュラー全4色にてデビューです。

2017-05-31

dead slow

deadslow

「DeadSlow」

全長20cm 約69gの大型トップウォータープラグは、その名の通り「デッドスロー演出」をコンセプトにしたプロップベイト型。
ウルラやジョインテッドウルラといった、強い「巻き」のクローラーベイトに対し、まったく逆のアプローチを目的に製作しました。

着水と存在感は「大きく」、その明確なシルエットがターゲットのテリトリーに対して、より「長く」滞在する演出は、そのボリュームを感じさせない実釣能力を持ち合わせます。

Wスウィッシャーにカテゴライズされるその見た目は引き波やジャーク、サウンドで誘うのではなく、使い方のイメージはさながら「クローラーベイトのデッドスロー演出」。
アルミ性の大型プロップを羽根にみたて、立ち上がりと、回りすぎることなく水面を叩き続けることを狙いにしています。
ボディの大半を沈め、背中のみを出して浮く喫水は極力移動距離を押さえ、前後のプロップの回転を都度数えられる程度のスロー演出と、見て取れるフラッシング効果、移動距離と相反する細かい波紋をリーリングとラインテンションのみで誘います。
時に強い操作では、飛沫と音を伴いながらもぴたりと止まります。
動かない大型シルエットに波紋とスクウィーク音。1回転ずつのシェイク。状況に応じて、そこに強弱を織り混ぜて誘い出して欲しい。

短距離を、なるべく長い時間をかけて大きく誘うことを詰め込んだ、大型トップウォータープラグ。それがオウルジーンズの「デッドスロウ」です。 

これは効きますよ。

2017-04-27

ミミズク

みみずく

オウルジーンズ
リップレスジョイントベイト「ミミズク」の登場です。

オウルジーンズらしいその見た目と、ギャップを感じる「実践的」なリップレスジョイントのアクションの仕上がりは、タックル内のレパートリーを広げるとともに、ハンドメイドバスプラグの面白さを広げてくれるライブリーなナチュラルスライドアクション。

使い勝手の良い150mmサイズにして、丸型ブランクから削り出したファットでボリューミーなブランクは、より幅広いフィールドを想定したデザイン。

基本操作はリーリング。生命感のあるナチュラルなふらふらとしたS字軌道のスライド幅は、リトリーブの強弱で演出を広げます。ストップ時の惰性スライドでは、金属製テールがターンをするかの「もう一伸び」と、アクション最中のフラッシングにも一役かいます。

オウル好みの速めの沈下速度設定も、浮き上がりの早さと そのレンジキープ力で、50cmに満たないレンジをも「スローリトリーブ」が可能です。
シンキングからの巻き上げでは素直に水面に向かい、シャローエリアでの使用も想定しつつ、ポーズ&リトリーブによる任意のレンジコントロールと、食わせの間を演出する面白さ。

パーツディテールやギミックはハンドメイドのそのままに、「リップレスジョイントベイト」という現代のタックルにチャレンジする、オウルジーンズならではのコンセプト。

丸形から削りだした特有の、フロントから見た特徴的な顔つきから、このプラグを「ミミズク」と名付けました。

今期三作目となる「ミミズク」は、餌となるベイトフィッシュとしてのみならず、テリトリー意識を持つターゲットの特性に対する幅広い演出を目的に。
使い手による、それぞれの「魚」としての演出を楽しめるルアーカテゴリーとして、その楽しさを目指して製作しました。

※テールは薄い金属を使用しており、微調整も可能ですが、ぶつけや繰り返すキャストによる変形にてアクションに影響を及ぼす場合もございます。チェックや調整をしながらのご使用をお願いします。交換用パーツもございます。(別売)

2017-03-21