ドッグウォークでもなく、テーブルターンでも無い。
『水面を這う』Wスウィッシャー。
ペラが発するノイズに、機械的な規則性と生物的な惰性からなる独特のアクションは、見た目の単純さを裏切るムカデアクション。
全長25cm寸も、場所を選ばないのは構造の単純さと細身ブランクのおかげ。
『ロングベイト』とカテゴライズする、オウルジーンズのニュースタンダードです。
TEL&FAX.086-277-2323
mail:artstudiohibou@yahoo.co.jp
〒703-8271 岡山県岡山市中区円山842
例えばピンスポット攻略など、大切なのは「着水」という最初のアプローチから、次のアクションまでの「間」。
「浮く」という性質が、その間の演出を可能にします。
例えば複雑なボトム形状のあるシャローエリアや、ターゲットの潜む水面下のウィード面。
クリークなどの浅い小場所など、シンキングでは分の悪い状況を、よりスローにアプローチでき、バイブレーションならではの飛距離と、その形状からなる体高面積のあるフラッシングと波動効果…
ロッドポジションとリーリングスピードで、より表層への浅いレンジコントロール。
「浮く」バイブレーションのアドバンテージです。
なかなか一線のカテゴリーではないものの、こと使いどころやその効果においてはすでに周知の事実・・・
2017年の一作目としてオウルジーンズにとっての、状況やフィールドに対応する道具の一つとして…
あくまでもルアーらしいルアーを目指し、シルバーロゴで製作しました。
全長約10.5cm ウエイト約37グラム。
小さくなく、大きすぎないサイジングも対応フィールドの幅を広げます。
オウルジーンズ 新作「フロートバイブ」デビューです。
「DeadSlow」
全長20cm 約69gの大型トップウォータープラグは、その名の通り「デッドスロー演出」をコンセプトにしたプロップベイト型。
ウルラやジョインテッドウルラといった、強い「巻き」のクローラーベイトに対し、まったく逆のアプローチを目的に製作しました。
着水と存在感は「大きく」、その明確なシルエットがターゲットのテリトリーに対して、より「長く」滞在する演出は、そのボリュームを感じさせない実釣能力を持ち合わせます。
Wスウィッシャーにカテゴライズされるその見た目は引き波やジャーク、サウンドで誘うのではなく、使い方のイメージはさながら「クローラーベイトのデッドスロー演出」。
アルミ性の大型プロップを羽根にみたて、立ち上がりと、回りすぎることなく水面を叩き続けることを狙いにしています。
ボディの大半を沈め、背中のみを出して浮く喫水は極力移動距離を押さえ、前後のプロップの回転を都度数えられる程度のスロー演出と、見て取れるフラッシング効果、移動距離と相反する細かい波紋をリーリングとラインテンションのみで誘います。
時に強い操作では、飛沫と音を伴いながらもぴたりと止まります。
動かない大型シルエットに波紋とスクウィーク音。1回転ずつのシェイク。状況に応じて、そこに強弱を織り混ぜて誘い出して欲しい。
短距離を、なるべく長い時間をかけて大きく誘うことを詰め込んだ、大型トップウォータープラグ。それがオウルジーンズの「デッドスロウ」です。
これは効きますよ。
ミノーとサーフェイスクランクを融合した、ありそうでなかった1ozフルサイズの木製サーフェイスプラグ。オウルジーンズ新作「クランク&ミノー」のご紹介です。
【クランク要素】
ややボリュームのあるミノーシェイプに、大袈裟なクランクベイト調の大型スクエアリップ。ただ巻きではボディシェイプを感じさせないウォブリング強めのウェイクアクションで、大きな引き波をだしながらの「うねうねアクション」。
【ミノー要素】
ただ巻きの「うねうね」だけでは口を使わないターゲットへの一手。
リトリーブの強弱で水面直下約10cm~30cmレンジまで急潜航。任意のレンジまで潜航したあとはミノー同様トゥイッチングによるアクションで、浮上するまでの間、水中で大きく180度ターンのパニックアクション。もちろん直下をキープしてのリトリーブも有効。
ライブリーのうねうねただ巻きだけではなかなか口を使ってくれない、最近のフィールドへの一手として製作しました。スプラッシュやターンといったものではなく、ただ巻き~ダイブ、水中での首振りといった「横」にも「縦」にもアピールが可能な、鼻先から誘いをかけるサーフェイスプラグです。
約1ozクラス11.5cm
初のブレード型ノイジープラグ。
一際目につくのが、ブランク径を上回るほどの大型ブレード。
その自重により、飛距離や重心バランスなどの効果はもちろんながら
最大の特徴は、ブレードの振子遠心力とボディアクションの連動です。
ブレードのふり幅に制限を持たすことで、ルアー自体のアクションを制御しています。つまり、アクションスピードに伴って 確実にサウンド、スプラッシュが比例します。
例えば視界の乏しいローライト時、アクションの緩急をルアーが音で知らせてくれるのはノイジープラグならではのアドバンテージ。
高浮力、配置の極端なブランクも サイズを感じさせない食わせのシェイプに、ライブリーとしてのアクションを優先。
着水からアピールの始まる39g前後のボリュームと 飛距離。
愛嬌のある見た目とネーミングとは裏腹に、「対魚」仕様のウッドプラグです。
極力短い移動距離で、より大きな音と泡で誘う。
ウィードの中に潜む個体、深場や広範囲からバスを誘うには こいつが効果的。
「BorBorygmus」
水面を割って出て来るバイトのイメージよりは、深場や広い範囲から引き寄せ、次のアクションで水中に入り込んだ瞬間に引ったくられていくイメージ。
その、自らバスの鼻先まで「喰われに行く」ってのもこのタイプの武器。小難しい「使い方」よりも、「より強く大きな音を、より短い移動距離」で演出できるのもまた強みなのです。
スリーフッカーのセッティングでありながら、オウルジーンズにしては珍しい「Wフック」装着なのは、ストラクチャー回りでもじっくりと誘う為…
ブランク下方(腹側)に重心バランスを配することでテールフックを外してもアクションや浮力への影響はほぼ出ない様にセッティングしました。
複雑なストラクチャー回りをタイトに誘う場合、テールフックをはずすことでその効果は発揮されます。
使いやすさのフィーリングをセッティングテーマとし、強い竿でも飛び出さず、無理の無い操作で大きな音を鳴らすことができます。
キックバックと浮き上がりの早さで移動距離を抑えた、ダイビングタイプのチャガープラグ。ポッパーのトゥイッチにも負けないサウンドと、スウィッシャーのショートジャークに通ずるバブル引き。これ一台で。
例えば、シャローランナー的な本質を持つ「ダーター」としてのカテゴリーではなく、口の形状にはポッパーに通ずるくぼませた「薄いクチビル」の箇所を設け、音と泡とダイビングに一役かう独特の顔を…そして、すべてのフックをフェザー仕様にしてもアクションが成立するのも、このカテゴリーにポッパーやチャガープラグの要素を色濃く落としこんだ、目に見えるディテールなのです。
シリーズやモディファイではないオウルジーンズごりごりの新作は、10.5cm 約1オンスクラスの「釣り場で必ず出番がやってくる」タイプの、呼ぶプラグ。
大口を開けた腹ペコサウンド「ボーボリグマス」
3D形状に後部浮力が特徴のウッドプラグ。
その見た目からは想像しがたいアクションは、まるでリップレスクランク?サーフェイスバイブレーション?の様。
リーリングでは、ロッドポジションによって水面から直下5cm~10cm(スイムテストタックル時)付近を 規則的にウォブリングスイム。手元にまでしっかりとブルブルと振動の伝わる強波動アクションは、使い手へその見た目とのギャップが驚きを与えてくれます。
後部浮力をいかした形状通りのキックバックに、ヘビータックルでも操作感を損なわない移動距離を抑えたテーブルターンと、多彩なトップウォーター演出も可能。ピンスポット攻略の要です。
オウルジーンズ史上最大級の飛距離は、オカッパリでも威力を発揮するほか、その長いトレース距離を活かした特有のウォブリングアクションで、ターゲットと出会う確率を格段に向上させてくれます。
飛距離、巻きのスイミング、キックバック、テーブルターンと、見た目からは想像し難い多彩なプラグです。レギュラー作品としては、2016年最初の新作となる「ビックバード」。今年の一軍として、活躍のシチュエーションの幅広いプラグが完成しました。ストロングスタイルのヘビータックルでも、サーフェイスカテゴリーでも使える、「鳥の奴」。