テストフィールドを河川流域から海水域にまで広げ、アップダウンや、干満差の大きい潮流の中でテストを繰り返しました。
流域内での引き抵抗とリーリングの中にある『喰わせ』のポイントとしての浮上姿勢。
細身のフラットサイドブランクは、水流とリーリングスピードによる可変アクションが特徴。
アップクロス、ダウンクロスにも対応。
もちろんキャスタビリティも安定しています。
水面下約40cm前後を最大深度に設定し、水面に追い詰められた小魚を演出。
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〒703-8271 岡山県岡山市中区円山842
Avoid 最大の特徴は、下顎から貫通したワイヤーにある。
硬度や復元力の高いものを使用しているため、その名の通り障害物回避能力に優れている。
シャローのウッドカバーを釣る時、特に有効です。
また、アウルミノー譲りのシェイプとマテリアルの特性による、トゥイッチング等でのトップウォーターゲームはもちろん、前傾姿勢で急潜行できるので、プロダクティブゾーンを長くトレースすることも可能。
フロートアップもラバースカートの相乗効果で独特の存在感を放ちます。
【回避と集魚】
既存のシンキングペンシルタイプや、ブレード付きトップウォータープラグとも違う、全く新しいカテゴリーのウッドプラグが Avoid Spinner です。
サーフェイスからミドルレンジまで安定した守備範囲の広さでエキサイティングなバス釣りを楽しんで欲しい。
コンセプトは【いつものタックルで、いつもと違う魚に出会う】
水面では技量とタックルに合わせたスライドアクション。
水中にダイブしたかと思うと、ローリングを伴う”S字”軌道のスイミングアクションでターゲットを魅了します。ハンドカービングのボディ形状と、クロロプレンラバーテールがアクションの要。水面と水中の両方で演出が可能。
テストでは、気難しい春のヘビーウェイトを仕留めました。
オウルジーンズ初となる、スティックベイト。命を吹き込むのはアングラーです。
※スライドアクションには柔らかめのタックルを。水中でのS字スイミングには高反発ロッドを推奨いたします。
※テールのクロロプレンラバーは、耐熱、耐油性のある人口ラバー。塗装用具などのパッキンなどにも使われる丈夫な素材です。今回、一枚一枚全てハンドソーイングにつき、大きさや形に若干のばらつきがございます。
『ぶち込めるビッグプラグ』をコンセプトに、ウィードレス性能とフッキング性能、ピンスポットでのアクションに定評のある「先人の知恵」を継承したオウルジーンズ初のウィードレスビッグウッドプラグです。
太いラインとヘビーロッドが最適の#2960には、強い抵抗とストラクチャーへの強い当たりに耐えるべく、1mm厚の強靭なステンレス素材の襟巻パーツを製作。
重厚なパーツを高浮力ブランクで支えることにより、ピンスポットでのアクションにもつながります。
要となるフロントWフックには、ヘビーウエイトのビッグトレブルフックを一本一本加工しての取り付け設計。
機能上必須のサーフェイスリグ取り付け内部には、カップ状のくぼみを設け、太軸フックによるボディ干渉を防ぎました。
シンプルな外見に詰め込んだ、「対魚」「対現場」仕様のオウルフルサイズの新作です。
『スーパーランカーへの照準』
不規則と規則性への追及。 オウルフィッシュキング最大の特徴は、サイズ 形状はもちろん、フロントに設置した金属パーツにあります。
オートマチックにアクションを生む『リップパーツ』ではなく、スポイラータイプの金属パーツを装着。
これにより、水を掴む「泳ぎのアクション」と 水を受け流す、小動物さながらの「もがくアクション」を実現しました。 いずれもルアーにかけるテンションと、リーリングの緩急で使い分けが可能。この相反する規則性こそが『スーパーランカー』にスイッチを入れるのです。
オウルフィッシュ譲りのジョイント形状と集魚力を受け継いだ、オウルジーンズ最大級のジョイントルアーが『オウルフィッシュキング』です。
プロトサンプルの段階で 65cm 約9ポンドのスーパーランカーを叩き出し、製品開発までに数多くのビッグバスを仕留めてきました。
開発の始まりは「水面のラバージグ」
昨年の、テストスタッフによるダブルヒットを筆頭に、過去の作品における実績からも、ラバースカートの威力は周知の事実。
コンセプト通りに、ラバージグの如くロングポーズでの食わせ意識は勿論のこと、スイミングや巻きのアクションにおけるスカートの有効活用に強くこだわりました。
しかし、一見万能に見えるラバースカートは、水流抵抗が大きく、開発中はブランク形状のアクションを殺してしまう厄介な要因でした。
改良を繰り返す中、巻きのアクションを実現したのはジョイント形状のブランクでした。
今回の作品で新たに採用したジョイント形状は、従来の作品に比べ、干渉音をおさえたことでラバースカートの持つナチュラルな波動の邪魔にならない最適なノイズを奏でます。
さらに、大きな可動域がスイミングアクションにリアルな命を吹き込みます。
最も重要な、リベット内部に仕込んだラバースカートは、着水時やポーズ時、水流に逆らわず大きく広がり、そのシルエットは、まさにフレアリング(威嚇行為)をするベタそのものです。
その姿からタイの淡水魚、メコン川を生息地とする、ベタ(闘魚)の名をこのルアーに名付けました。
「とにかく軽くて ずれにくいこと」
釣りの最中のみならず、偏光レンズのズレは非常にストレスです。「脇役」のギアでありながら、大きな役割を持つ「釣り道具」に求めたのは
シンプルで機能的な性能でした。神経質になりすぎない価格帯で、この条件を満たす日本人にフィットするギアとして、ストームライダーベースは必須でした。
愛眼ブランド【ストームライダー】の信頼の技術。そのコストパフォーマンスの高い実績のアイテムをセレクトベースに、
「THE OWL GENE LURE’S オリジナルカスタムモデル」としてモディファイ。
フロント、左右の構成パーツをクレイジーパターン化し、印象はマットブラック、左右装着時のさりげないスペースにはパターン違いの迷彩柄で個性的に仕上げました。
スポーツタイプのフレームでありながら、「オールドスクールモデル」のフレームをベースにすることで、多種多様なスタイルにも幅広く対応します。
日本人特有の、目と眉の間隔の広さを気にせずともフィットするところも このモデルならでは。
もちろん肝心の偏光性能もベースモデルそのままに、新型ポリカーボネート偏光、「マロンブラウン」「クリムソンピンク」の2色をラインナップしています。
■マロンブラウン オールシーズンを通して日差しの強い日中での使用に適し、
どのような変化の光の状況でも比較的安定した視界を望めます。
■クリムソンピンク コントラスト性能を特化させた赤色系カラー。ストラクチャーやブレイク
などの水中の状況を見つけやすく、疲れにくいのが特徴です。
ナースログは 殆どの人が初めて触れたときに、その堅さと強靭さに驚きます。
本当にガチガチなんです。
もちろん、粘りますし 曲がりますが 空中で振った程度では それは解らないレベルのまるで『樹』です。 その樹は、オウルのルアーを投げるためだけに開発したロッドではありません。
『大きなブラックバス用』のロッドとして、必要な要素を極端に形にしました。
●プラグのサイズを選ばないロッドにしては6.6フィートは、長くはありません。
まして、グリップを除く ブランクだけでいうと6フィート強。
ナースログの公表適合ルアー値は~150g前後。このスペックにしては、むしろ短いロッドです。
例えば カヤックなどの浮きものでの釣りでは、7フィートを越えてくると、さすがに扱い辛く サイドキャストなどで つい水面を叩いてしまいます。
ブランクのみ6フィート強の長さは、それを解消すると同時に、操作においても扱いやすく、10フィート前後のカヤックなら、姿勢を崩すことなくバウを交わし いなすことの出来る長さ。
●グリップは、このレングスにおいては アンバランスともいえる、長めのダブル。
キャスト時にエンドを引き付けることで、6.6フィートの長さを生かした遠投性と、大きなプラグのキャスト負担を軽減します。
また、丸型リールを装着しても、長めのダブルグリップは両手で扱うことで 少しでも負担を減らすことに繋がります。
●フォアグリップは、小降りながらもフェイクではなく独立した物をとりつけました。
飾りではなく、ペンシルやポッパーなどのプラグ操作の時や、抵抗の大きなリーリングの時に 手元の添えかたで、このレングスやスペックを扱いやすく手助けしてくれます。
もちろん魚とのやり取りでの使用も。
●この6.6フィートという長さは、フックセットストロークにも一役かいます。一般のパワーロッドにしては短い部類のロッドですが、トップウォーターロッドとしては十分に長尺の部類。
少なからずスラッグを利用するトップウォーターの釣りでは、不意のバイトに ローギアリールでスラッグを巻き取るよりも、瞬時に竿を立てることで大きくスラッグを取れるタックルに分があると考えました。
しかし、スラッグを張った状態でフッキングを行えたとしても、従来のトップウォーター専用ロッドの弱点として、一撃で記録クラスの獲物を貫通することは難しく、何度も合わせをした挙げ句 浅がかりの上 フックが曲がってバレるということも…
例えばカヤックのような足場の固定されない状況でのフッキングの場合。
リールを巻きつつも、ロッドストロークによるフッキングの際、足場が引かれる事による力のロスが発生します。
そのロスが発生する前に、強靭なバットパワーで 貫通するフッキングを目指しました。なるべくなら、追い合わせの必要のない、出来れば針が貫通する手応えを感じることができるものを。
パワーロッドにしては『短く』。トップウォーターロッドにしては『長い』理由がここにあります。
●ガイドは、ステンレス。
チタンに比べ、コストも安く 重いガイドです。
しかしながら、都合よくスペック内の事ばかりが釣りでは無いという考えから、不意の事故にも なるべくなら『折れず』に『曲がる』という選択をしました。
●ブランクは、アンサンドフィニッシュ。
焼き上がったブランクに 塗装の為の研磨をなるべくしない、ほぼ素の状態。カーボンも繊維です。
研磨をすると、表面の繊維はもちろん切れます。塗装のウエイトも乗ります。
見た目はシンプルな物となりますが 軽く、強靭な物が欲しかったのです。
●ブランク貫通式の1ピース。
分割はおろか、グリップも外れません。
トップウォーターをメインに使用するメーカーとしては、異色のデザインとなりますが、オフセットグリップとのフェルール接点では、このブランクを活かすことは出来ないと考えました。
これだけの『極論を形にした』スペックでは トップウォーター専用ロッドにするにはあまりに勿体無いロッド。
輸入のマスキー用ルアーや、ビッグベイト、スイムベイトもまた、自己記録を狙えるプラグ。
●スタイルにとらわれず、竿が独立して支持してもらえる様に あえてデザインや表記は極力無地とし、ルアー同様のオウルステンシルのみを一ヶ所に配置しました。
●釣りのスタイルの違いで現れる、竿先のポジションも考慮した、バランス設計。
残念なことに、これだけのスペックを形にすると、感度の鈍いロッドとなってしまいますが、昨今のラインの進歩に このデメリットは苦になりませんでした。
また、小さな魚では、『釣り味』も奪ってしまいます。それを、このロッドで味わえることの出来る魚を目指すならば、そこも問題はありません。
●おそらく、現時点において国産のトップウォータープラグのカテゴリーでは このロッドでキャスト出来ない物は無いでしょう。(小さすぎる物は別として…)
大きなプラグは、『数メートル先に よっこらしょ』というのではなく、大きなプラグこそ より高くからや、より遠くへキャストして発揮できると考えます。
竿に関しては、全くの素人。オウルジーンズが、ワガママと希望、極端に偏った理論を 無理矢理ロッドのプロに形にしてもらったのです。
胸を張って言えるのは 未だに、専門知識はありません。
全てを満たした魔法のロッドなんて もちろんあるはずもなく、まして釣りにおいてはあらゆる状況に出会います。
ナースログに詰め込んだ理論も、かなり偏ったもので、全て正解の解釈でもないでしょう。
ただ、間違いなく言えるのは オウルジーンズにとって、この『ナースログ』に代わりはありません。それが全てなんです。
ナースログとはそんな『樹』の竿です。