同名新作としては実に4年ぶりの製作。
パーツ比重とセッティングの見直しにより、従来よりも軽やかにハイピッチアクションを実現したモデル。
リメイクのMODではなくこのモデルによって、従来の「重み」を感じるモデルの必要性も理解できる物としての新作ウルラ。
ブランドの代名詞との呼び声も高い大型クローラーベイトです。
TEL&FAX.086-277-2323
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〒703-8271 岡山県岡山市中区円山842
カテゴリーは、「ボトム用ペンシル」。要は、ボトムに特化したシンキングペンシル。
ボトムのずる引きのみならず、底でドックウォークなんてこともできます。
メインの使用ターゲットは冬のバス。
リップによる障害物回避プラグよりも、さらに波動を小さく、警戒心をなるべく与えずに越冬バスの鼻先を通すのが目的。
最大の特徴は、ボディ内部にスプリングで吊るした、タングステンウェイト。
コツコツと、甲殻類を意識したラトル音と、バネによる振動を「自発的」に発生させることが狙いです。
波動の少ないスティック形状のデッドスローのズル引きに、わずかな起伏や傾きの変化をきっかけにラトル音と振動で、その存在をアピールします。
ルアー腹部の保護と、着底姿勢の傾きの為に本来ならフックを装着するための二点のサーフェスリグを突起として配置。
また、着水からのフォール中も、細かなロールが木の葉の様にラトル音を鳴らしながらその存在をアピールします。
波動アピールの強めなソコベタや、従来のサルベージとの使い分けを明確にした「オウルジーンズのボトムゲーム」ニューアイテムとなります。
微波動プラグのずる引きに、ラトル&スプリング振動効果。一つでも多くのシチュエーションに対応出来るよう、タックルボックスに控えていただけたらと思います。
「DeadSlow」
全長20cm 約69gの大型トップウォータープラグは、その名の通り「デッドスロー演出」をコンセプトにしたプロップベイト型。
ウルラやジョインテッドウルラといった、強い「巻き」のクローラーベイトに対し、まったく逆のアプローチを目的に製作しました。
着水と存在感は「大きく」、その明確なシルエットがターゲットのテリトリーに対して、より「長く」滞在する演出は、そのボリュームを感じさせない実釣能力を持ち合わせます。
Wスウィッシャーにカテゴライズされるその見た目は引き波やジャーク、サウンドで誘うのではなく、使い方のイメージはさながら「クローラーベイトのデッドスロー演出」。
アルミ性の大型プロップを羽根にみたて、立ち上がりと、回りすぎることなく水面を叩き続けることを狙いにしています。
ボディの大半を沈め、背中のみを出して浮く喫水は極力移動距離を押さえ、前後のプロップの回転を都度数えられる程度のスロー演出と、見て取れるフラッシング効果、移動距離と相反する細かい波紋をリーリングとラインテンションのみで誘います。
時に強い操作では、飛沫と音を伴いながらもぴたりと止まります。
動かない大型シルエットに波紋とスクウィーク音。1回転ずつのシェイク。状況に応じて、そこに強弱を織り混ぜて誘い出して欲しい。
短距離を、なるべく長い時間をかけて大きく誘うことを詰め込んだ、大型トップウォータープラグ。それがオウルジーンズの「デッドスロウ」です。
これは効きますよ。
オウルジーンズ
リップレスジョイントベイト「ミミズク」の登場です。
オウルジーンズらしいその見た目と、ギャップを感じる「実践的」なリップレスジョイントのアクションの仕上がりは、タックル内のレパートリーを広げるとともに、ハンドメイドバスプラグの面白さを広げてくれるライブリーなナチュラルスライドアクション。
使い勝手の良い150mmサイズにして、丸型ブランクから削り出したファットでボリューミーなブランクは、より幅広いフィールドを想定したデザイン。
基本操作はリーリング。生命感のあるナチュラルなふらふらとしたS字軌道のスライド幅は、リトリーブの強弱で演出を広げます。ストップ時の惰性スライドでは、金属製テールがターンをするかの「もう一伸び」と、アクション最中のフラッシングにも一役かいます。
オウル好みの速めの沈下速度設定も、浮き上がりの早さと そのレンジキープ力で、50cmに満たないレンジをも「スローリトリーブ」が可能です。
シンキングからの巻き上げでは素直に水面に向かい、シャローエリアでの使用も想定しつつ、ポーズ&リトリーブによる任意のレンジコントロールと、食わせの間を演出する面白さ。
パーツディテールやギミックはハンドメイドのそのままに、「リップレスジョイントベイト」という現代のタックルにチャレンジする、オウルジーンズならではのコンセプト。
丸形から削りだした特有の、フロントから見た特徴的な顔つきから、このプラグを「ミミズク」と名付けました。
今期三作目となる「ミミズク」は、餌となるベイトフィッシュとしてのみならず、テリトリー意識を持つターゲットの特性に対する幅広い演出を目的に。
使い手による、それぞれの「魚」としての演出を楽しめるルアーカテゴリーとして、その楽しさを目指して製作しました。
※テールは薄い金属を使用しており、微調整も可能ですが、ぶつけや繰り返すキャストによる変形にてアクションに影響を及ぼす場合もございます。チェックや調整をしながらのご使用をお願いします。交換用パーツもございます。(別売)
ボトムのずる引きにも対応の、スローシンキング設計のベタ「ソコベタ」。
ウエイトバランスに、比重設定。フックバランスとパーツサイズの変更と、従来のシリーズ同様の見た目とサイズながらに全く新しいベタを製作しました。
最大の特徴は、大型リップを支点にボトムでステイ。特有のシリコンラバーが大きくフレアリング。わずかな波動で揺らめきます。
ロングシャンクでありながら、リップ系の中に収まるフックサイズは、ボトムの枯れ葉を拾うことなく高い障害物を回避する効果。
厳寒期のボトム、ラバーのみがゆらめく超スローなずる引きや、一点シェイクに特化した性能です。
スローフロートで「巻けば潜る」設計にしなかったのは、巻き重りや回収時のノッキングを避けるため。
「巻けば泳ぐ」設計にしたことで、任意のレンジで潜航をやめ、従来のベタ特有のヌルヌルとしたアクションで層を泳ぎます。
大きなロールで水を逃がすことで、このタイプにありがちな巻き重りも軽減。
水面でのステイこそできないものの、表層からボトムまで、幅広いレンジを巻けることでシーズンを通して活躍の幅を広げました。
ボトム攻略にて傷ついたリップパーツは、もちろん交換可能なオリジナルパーツ。
いままでのシリーズとも使い分けの明確にできる「できる奴」に仕上がりました。
例えばピンスポット攻略など、大切なのは「着水」という最初のアプローチから、次のアクションまでの「間」。
「浮く」という性質が、その間の演出を可能にします。
例えば複雑なボトム形状のあるシャローエリアや、ターゲットの潜む水面下のウィード面。
クリークなどの浅い小場所など、シンキングでは分の悪い状況を、よりスローにアプローチでき、バイブレーションならではの飛距離と、その形状からなる体高面積のあるフラッシングと波動効果…
ロッドポジションとリーリングスピードで、より表層への浅いレンジコントロール。
「浮く」バイブレーションのアドバンテージです。
なかなか一線のカテゴリーではないものの、こと使いどころやその効果においてはすでに周知の事実・・・
2017年の一作目としてオウルジーンズにとっての、状況やフィールドに対応する道具の一つとして…
あくまでもルアーらしいルアーを目指し、シルバーロゴで製作しました。
全長約10.5cm ウエイト約37グラム。
小さくなく、大きすぎないサイジングも対応フィールドの幅を広げます。
オウルジーンズ 新作「フロートバイブ」デビューです。
例えばヘドンにも、ボトムの魚と睨み合うことの出来るプラグがありました。
やりたかったのは「オウルジーンズで攻める、中層からボトムレンジ」。
2016年最後の新作は、今までよりも幅広いレンジを射程距離に見据えたハンドメイドプラグ。
最大の特徴は、その素材のメリットを生かし、特別な気室とウエイトルームを設け、そこに水分を抱え込むことにより、使用に伴ってフローティングからサスペンド、スローシンキングへと表情を変えていくこと。
使いながら、徐々にレンジを下げることによって、巻きの移動距離とリトリーブ速度、レンジの感覚をアングラーがルアーと共有していきます。
サーフェイスレンジをバックボーンとするオウルジーンズにとっては、このギミックは大切な要素..
独特なチンブレードのパーツとその形状は、例えばシンキング状態のスローリトリーブ時にも、レンジキープとスイム姿勢の安定が可能なギミック。
回避力低下のリスクはあるものの、ナチュラルな演出は水平姿勢。
シンプルなデザインに3フッカーの設計は、フックの部分的な取り外しや、ダブルフックへの交換、サイズ変更の組み合わせによる姿勢の変更など、フックセッティングによるウエイトカスタムの幅の広さが狙い。
狙ったレンジを水平姿勢に、ほぼI字に近い微少なロールの直進スイムは、自発的な大袈裟なアクションを殺すことで、「落とす」「通す」のシンプルな再現性がコンセプト。
テクニカルな操作ではなく、単純ながら、できるだけ狙い通りのコースとアクションで冬の釣果を目指します。
ローアクション、スローなずる引きでの微波動は、深場で動かない越冬バスの鼻先で口を使わせる目的。
低重心、フラットサイド形状は、それが水を受けることで、クイックなリーリングアクションのみで砂埃をあげながら、浮き上がっては底をついばむ様な、スライドドッグウォークアクション。驚いて反応するザリガニやエビの様な演出はリアクション狙いや、ハイシーズンにも有効。
ファットなボディの浮力と、シンキングペンシルの様なレンジコントロールに微波動ロール。
わずかでも確実に水を掴んで逃がす、リップパーツによる波動の組み合わせが肝。
季節と向き合い、魚の居場所を探す「自然と対峙」する冬のゲームの面白さ。寒い時期にしか答え合わせの出来ない、普段とは違うレンジに投入するプラグを製作しました。
「サルベージ」デビューです。 約42g 11.5cm
※レンジ変化には、使用状況や水温、お使いのタックルによって変化に差が生じます。
※ボトムでのアクション使用には、ロスト軽減のためにも、Wフックへの交換をオススメいたします。(標準フックをカットしてのWフック、もしくはカルティバ2/0がおすすめ)
いわゆる「ラット系」とか、「流行りの…」なんて声はもちろん想定内で自覚もあって。
それでも、自分にとってのネズミの原点はやっぱりヘドンの「メドウマウス」。
その形状からか、後にプラスチックとして僕らの手元に来たのは、とうてい旋盤だけでは削れそうに無い3D形状のネズミ型ウッドプラグ。
それを大昔に削っていたのはヘドンなりの「リアル」への追求からか?
そんな原点に敬意を持って、ベースの作成には「フリーハンド」で。
だから顔の表情にも個性が現れます。
今回は鼻のパーツも表情のアクセント。
当時の「ネズミ」が革製の尻尾でイミテーションしていたのに対し、現代ならば現代のギミックを!
これがオウルジーンズの考えた素直で「流行りの…」とも呼ばれる由縁。
フルウッドの数珠型連結のギミックテール…
昔ながらの、僕らにとっての「ネズミ」の原点に、現代のギミックを搭載する。
ハンドメイドのもつ温もりと、実釣用の仕掛けを併せ持つこと。
これがオウルジーンズの「ネズミ」です…
ウエイトは約35g前後。ボディのみで約10cm。肝心のアクションは、ボディ中央を支点に巻きのアクションで大きめの円状のウォブンロール。
ホーンテッドと同じ役割に見えるウッドテールはヌルヌルと追尾してくるのではなく、ボディに合わせてクイックに…
スローの引き波ではヌルヌルと追尾、テールが効きます…
ターンにモジモジと、ブランク形状を活かしたライブリーアクションは恐れ多くも「メドウマウス」譲り…
春の3キロを捕獲した、テストサンプル時よりももちろん良くなりました!